2015/04/06

ビーフチリと糖尿病

インスタントラーメンのような手軽に食べれるものは概して糖尿人にはNGで
いつもいつも自炊を目標にしてます。
でもやっぱり難しいし、たまには即席モノのお世話になります。
いざという時用に糖尿病専門店で即席のインスタント食品をまとめて購入し、
いつも保存していますが 今回は写真の一番下のホームスタイルの
ビーフチリを食すことにします。
ビーフチリは北米ではとてもポピュラーなもので家庭料理としては当然のこと
レストランでも食べれるとにかく日本のカップ麺的な存在に近いです。
だから北米で育った人が糖尿になりこの先ビーフチリが食べれなくなるのは
ちょっと大変な事態だそうで、糖尿病患者が通う食料品店では糖質や
炭水化物が控えめなインスタントのビーフチリが通常のものよりは割高ですが
購入できます。
控えめとは言いながら砂糖はしっかり入っているし、高血圧を気にする
糖尿人には深刻な塩分はかなりの量が含まれてますので、これらの食品を
メインに振り当てるのはちょっと危険です。
あくまでも行楽の際のお手頃なお弁当としてや、やむを得ない場合の
非常食としては有効だと思ってます。
電子レンジでチンするだけの簡単なものです。
一食330gで物足りない感じがすごくしますが。これを食す前にサラダを食べて
ゆっくりと時間を掛けてビーフチリを頂くと、後からお腹が膨れてくる感じが
あり以外と腹持ちが良いというのが実感できます。

ビーフチリは通常はひき肉と各種豆の料理で多くはインゲン豆を利用しますが
豆類は何と言ってもその繊維質と腹持ちとで血糖値の急上昇を抑えてくれます。
健常者がビーフチリを食べる時はこれと一緒にパンを食べるのが一般的ですが、
糖尿人にはパンはNGなんで先ほど述べたようにサラダとのコンビネーションが
最適かと思います。

実際自分の場合ですが、食後75分くらい経った自分の最高血糖値あたりでは
6.7(120.7)までしか上がらず(あくまでもその日の結果ですが)
なかなか良好な感じでした。

しかしながら可能な限り糖質や塩分を抑えたいのならこのビーフチリも
自分で作ったほうがより安全です。
家族で食べたドライカレーのひき肉の残りです。
味付けは薄めに作ってあるのものでカレーパウダーによってしっかりした
味わいを付けたものです。
冷凍保存している大豆の煮物です。
使う分だけ解凍して様々な料理に使っていますが、
ひき肉と大豆の煮物を合わせたものに塩分控えめのチーズを乗せて
オーブン又はオーブントースターでチーズが溶けるまで加熱します。
出来上がりはこんな感じです。
豆類の中では大豆が一番糖尿人には良いので、通常レシピで使うインゲン豆や
黒豆の代わりに大豆を使った私のオリジナルビーフチリです。

味は薄めなんですがカレーパウダーとチーズの相性が良く、健常者が食べても
評判は良かったです。